お金の使い方

お金の使い方について幾度と考えさせられることがあります。給与の3割が住居費で2割弱が食費で貯蓄がこれだけで、、、、

稼いだお金のすべてを娯楽に使うことはできません。これができるのは子供の特権です。正月のニュースで帰省している子供に取材している様子がありました。するとお年玉の使い道について貯金と答える子供がいました。先行き見えない経済のため、将来に備えて(親の影響で)全額貯金する子もいるでしょう。しかし、お金は使うためにあると思います。お金で経験を手に入れるのですよね。

お年玉の使い道は悩みます。お年玉の金額は子供が稼ぐ子ができない額を一気に手に入れる機会です。僕は普段しないこと、お寿司を食べに行ったり、服を買いに行ったりしました。大人になればお年玉の何倍もの額を稼ぐことができます。金額に対する価値観が変わってしまうのです。僕が大学に入る前に生まれて初めてアルバイトをした初日に、時給800円×7時間で5600円を稼ぎました。1日働いてゲームソフト1本買えるのかと、お金に対する価値を小さく評価してしまう気分になりました。一方、小学生にとって5000円でも大金ですよね。社会人になった今、飲みに行くと3000円は使います。中学生の時、1回の食事で1000円を超えると相当リッチな気分になりました。この差ですよね。年を取れば手に入れることができる金額が変わるため、お金に対する価値観が変わるのです。

貯しくは大事です。僕だってしています。帰りが遅くても自炊しますが(これは健康のため)、週末はインドカレーを食べに行くなどしています。貯金が趣味だなんて言わず、自分の視野を広げるために使ってもいいんじゃないのってニュースを見てて思わされました。