電機メーカーの長時間労働と書類送検のニュースについて

news.yahoo.co.jp

 

 僕はこの会社について、大体のことは知っています。1年目の社員が長時間労働をしていた内容、ニュースになっていない事まで知っています。こんな前振りをする意味は察してください。

 

M社は全国各地に拠点があり、様々な部署が様々な製品を作り、様々な働き方をしています。そのため、拠点、部署によって環境が全く異なるのです。しかし、全拠点で共通する研修があったりします。M社の場合は1年の終わりに携わった業務について論文を書きます。

M社は全国各地に拠点があるため、場所によって働き方や就業時間の管理も異なってきます。そのため、この論文についての扱い方が部署によって異なってきます。ただの業務紹介でよしとされる場合、改善まで考えないといけない場合もあります。論文を執筆する時間を就業時間に含むか含まないかという違いも発生するのです。

また、M社では途中から給与体系が年俸制になります。年俸制になっている社員ほど残業時間が長くなっているようです。年俸制になると、みなし残業20時間/月が想定されているようです。そのためM社に働く年俸制の社員が毎月20時間を超える残業をしている場合、よっぽどの無能若しくは20時間でこなせない量の仕事を押し付けられているかのどちらかです。ここの会社は大企業ということもあり、就業時間の管理がしっかりしていますが、残業代が出ないと正確に残業時間を報告する意味すら感じなくなります。

社長さんはライフワークバランスを唱えていますが、2017年どう変わるか見守っていきたいです。